20世紀は生産性、効率性、スピードを追求する世紀でした。
確かに見るもの全てが豊かになりました。勿論、生産性や効率性は重要です。
しかし果たしてそれだけでいいのでしょうか。
人間がスピードに追い掛け回されているだけでいいのでしょうか。
見るもの全てが豊かになりましたが、果たして人の心は豊かになったでしょうか。
人の心の中は「焼け野原」のようになっているのではないでしょうか。
厳しい経済環境の中で日本の企業とそこで働く人々は濁流の中に立ちすくんでいるように思います。
私たちは21世紀は人間が中心の心の世紀になると考えています。
私たちは、忘れてきたものを取り戻さねばならないとも思います。
厳しい経済環境や世相ではありますが、日々豊かな心、静かな心、雅やかな心でお過ごしいただける一助になればと思っております。
そして出来うれば日々優しい心で人に接して過ごして参りたいと存じます。
そんな願いをこめて紫式部は日本文化とIT技術の融合を目指し、人の心を豊かにする仕事に取り組んで参ります。